ストレスから発症する病気

女性

発症の機序と治療方法

うつ病は、強いストレスが続くことにより発症します。現代の社会は、複雑な人間関係や過度のノルマを課せられる仕事などストレスの多い環境にあるといえます。では、うつ病とはどのような症状を呈するのでしょうか。うつ病を発症する前に、患者の多くがストレスや心配事により眠れなかったり長時間の労働により十分な睡眠時間が確保できなかったりして、睡眠不足の状態にあったようです。睡眠が不足すると誰しも身体の疲れが取れないものですが、それが続くことで疲れが溜まり、落ち込みやすい状態になります。そのため、些細なことで落ち込んでしまったり、イライラしたりしてしまうようになります。他にも、集中力がなくなり、ミスが増えてしまうようになります。落ち込みやすくなったり、ミスが増えることにより「自分はダメな人間だ」と思うようになったりして、ひどくなると「死んでしまいたい」などと思うようになってしまいます。これらは、うつ病の精神的な症状です。他にも身体的な症状として、よく眠れないというものがあります。うつ病の症状に気づいたら早めに治療することが大切です。うつ病の治療には、どのようなものがあるのでしょうか。治療方法は大きく分けて3つあります。臨床心理士など専門家による心理的働きかけをする精神療法に薬物療法、そして仕事や学校、家事などを減らしたり休んだりするなどする休息です。どのような治療方法をとるかは、医師の方針により異なりますが、多くの医師が薬物療法をとります。薬物療法に精神療法や休息を組み合わせる医師もいるようです。薬物療法で使用される薬の多くがSSRIといった三環系抗うつ薬です。抗うつ薬を服用し始めてから、初めは副作用を感じる人や効果を感じられない人もいるようです。服用を始めて時間が経過することで副作用がなくなったり、効果を感じられたりするようになります。うつ病の症状は、良くなったり悪くなったりと波があります。症状が軽くなったからといって自分の判断で薬を減らしたり止めてしまったりすると反動があります。副作用が辛いと感じたり症状が変わってきたと感じたりしたら、医師に相談して指示を仰ぐようにしましょう。仕事や学業、家事に影響があるからと早く治したいと焦る患者さんも少なくないようです。うつ病は、治療に長い時間を要する病気です。焦らずに治療を続けることが大切です。